金融系、銀行系、信販系の違い
現在、キャッシングを提供している企業は「銀行系」「信販系」「消費者金融系」「IT系」といろいろありますが、各企業によって融資の方法や金額、利率、審査などのサービスが違います。
金融系キャッシングのメリット・デメリット
消費者金融系のメリットは、なんといっても審査の柔軟さと手続きの速さといえます。
申し込んだその日に借入ができてしまうほどスピーディで、コンビニや提携金融機関のATMやCDで入出金ができる商品もあり、使い勝手の良さも魅力の一つです。
しかし、手軽で便利な分、金利が高いというのがデメリットです。 借りるときは良く下調べをしないといけないし、融資限度額もどちらかというと低めなのが残念です。
消費者金融系の会社は、さまざまなサービスを打ち出しているので、自分にあった商品を選べば、快適なキャッシングをすることができるでしょう。
銀行系キャッシングのメリット・デメリット
銀行系キャッシングのメリットは、なんといっても他金融機関に比べて低金利という点です。
融資限度額も高めに設定されているので、多くの融資を長期にわたって借り入れることができるのも嬉しい魅力となり、また、銀行のATMも利用できるという利便性もあります。
しかし、反対にデメリットには、申し込みに時間がかり、審査が厳しく柔軟な対応とはいかないところが挙げられます。
多重債務者には向いてないと言われていましたが、最近では銀行系の消費者金融も審査がとても柔軟になってきた傾向があるので、当たって砕けろではありませんが、相談する前に諦めるよりは、一度門を叩いてみるのもいいと思います。
信販系キャッシングのメリット・デメリット
信販系キャッシングのメリットは、使い勝手のよさといえるでしょう。
融資限度額内であれば、普段ショッピングなどで使用しているカードで何度でも借入可能となります。
また、コンビニや提携金融機関のATMやCDで利用できるため、全国どこにいても入出金が可能という利便性は信販系の最大の魅力です。
金利面に関しては、銀行系よりやや高く、消費者金融よりやや低い設定となっており、融資限度額は銀行系よりも低く、消費者金融よりも高めに設定されています。
審査に関しては、消費者金融よりもやや厳しく、申し込みに時間がかかる点がデメリットといえますが、銀行系ほどの厳しさではありません。
信販系キャッシングは、銀行系と消費者金融系の中間に位置した存在と言ってよいでしょう。